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ゴォオオオオオ・・・・・・・・・・
「くっ・・今日の吹雪は結構強いな・・・」
雪のたまった道に足跡をつけて、吹雪に連れて行かれそうなマントを身につけている。
3つ山のついた帽子はしっかりと頭にかぶっていた。
その顔をじっくりと見ると一人の少女だった。
「見つけなきゃ・・・いけないんだ・・っ!」
まぶたの閉じそうな目をキッと鋭くして、また歩み始めた。
ガチャ・・・
山小屋に入ると暖炉の明りが天国に見えた。
「ありがとうございます」
「いーや、ここのポケモンはみーんな零ちゃんのこと気に入ってるからね、いつでも泊まりに来な!」
「本当に・・・。ありがとうございます・・・」
「それで・・友達とやらは見つかったのかい?」
首をくいっ、と下に向けると、残念そうな顔をした。
「そうか・・・がんばりな。ほら、あったかいよ。」
カップに入ったのはホットレモンだった。
「知ってたんですね・・酸っぱいものが好きなの。」
「そりゃーしってるよー!零ちゃんの誕生日、年齢、生まれた時間、それからごにょごにょ・・・」
「そこまでくるとストーカーだと思うのですがっ!///」
「あぁごめんよー」

「それで、まだ情報は入りませんか?」

「あぁ・・・零ちゃんの友達の特徴とかで調べてみたんだけどねぇ・・」
「氷タイプなのは確かです。額に青い入墨がはいってるんです。」
「何度もきいたよー、零ちゃんと同い年ぐらいで女の子。髪の色はピンクよりの白。透き通るような深い目。」
「えぇ、何か少しでも・・っ」
「そういわれても・・ねぇ・・・。」
「――っ、そうですか・・」

ぴこん、ぴこん

<<雪海地帯に何者かが侵入しました。>>

「!!?」
(もしかしたら・・っ)
あの時もそうだった。

(「あれ?ここって保護地区だったの?ごめんね?」
「あなた零っていうの?同じぐらいの歳だね!よろしくね!!」
「友達だね、零!!」

「さよなら・・・零。またね・・」)


「え?え?なんで私包囲されてんの??」
「人間・・。なんで・・・?」
ポケモンじゃない。
あの子じゃ・・・ない。
「ここら辺でなんか可愛い氷ポケ居ないかなっ、て探してただけでしょ?!」
「だけれどここは雪海地帯(せっかいちたい)と言って、住民以外入ってはいけない土地なんだ。」
「なによぅ・・どうでもいいじゃない?」
自己中な人間だった。
でも・・どこかあの子を思いださせる。
「お前・・・ここら辺で青い入墨を額につけている氷ポケをみなかったか?」
「はぁ・・・?何それ。かわいいの?」
(馬鹿だこいつ・・)

「とりあえず、何も知らないんならでてけっ!!」
「えぇ・・まだ誰もつかまえてないのに?」
「でてけっっ」
「くそぅ・・旅も終盤にきたってのに・・・」
旅・・・?
「旅って事は・・世界各地をまわるのか?」
「え?あぁ、うん。あんま遠いとこはやだけど。」
「じゃあ・・お前は・・・」
「お前なら――!」
20071024210125.jpg

「私を、つれていってくれ!!」
「・・は?」

その人間は一瞬きょとんとした顔をすると、ははは、と笑いはじめた。

「別に、いいよ?私のポケモンでいいの?」
「あ・・あぁ!」
「ぷく・・・もうこれほどデジャヴだと笑えるわー」
「??」
「いや、そんな感じで仲間になる奴もいるからさー・・・まぁ殆んどは一方的な拉致だけど。」
「・・・??」
「あー、純粋だなーこの子はー・・・よーし、ついておいで!」
「あ、あぁ・・。ほんとに大丈夫か?」
「うん平気平気!」
「零ちゃん・・・・・?」
「おじさん、おばさん、お姉さん、お兄さん・・皆さん。また会いましょう!」
「あ・・うん。でも零ちゃんが・・」
「あの一匹狼の零姉が!意外だよなーっ」
「クールでかっこよかった零さんが人間如きに・・・」
「しかも勝手に侵入してきた不審者に!!」

「こいつら失礼だな」
「す・・すまない・・・;」
「あ、いやいや・・。じゃ、いこっか!」
「あ・・あぁ!!」


おわり


友達役ぼしゅうt(おま
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